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群馬で逃げた大型鳥エミュー 佐賀の観光振興に [社会]

22日群馬県安中市のダチョウに似た大型鳥エミューが貯水池の
付近にいるとの通報があって、県警の署員が捕獲するため警察犬
を伴い駆けつけた。しかし、結局周囲の山林に逃げられて捕えら
れなかったとのニュースがあった。
エミューは体1.8メートル、体重50キロ、羽はあるが飛ぶ
ことはできない。オーストラリアが原産で草原や砂地の拓けた
土地に生息しており、時速4,50キロのスピードで走りまわると
いう大型の珍鳥であり、オーストラリアの非公式の国鳥でもある。
日本では動物園以外では見かけず、群馬県で捕獲できなかった
鳥もどこかで飼われていたものと思われる。
ところが日本では珍しいこのエミューを東京農業大学の学生が
起業化して北海道網走市で何と1千羽も飼っているという。
一方、これを知った福岡県筑紫野市の某節電式レンタル会社が、
地域活性化に利用できると見て、2年前に網走で生まれた雛を
購入し、飼育先を探していた。
そこへ手を挙げたのが佐賀県基山町の農家であった。現在、
町全体では30羽飼っているという。
基山町もご多聞にもれず高齢化と後継者不足で放棄土地が増えて
いった。
エミューの肉は赤身の牛肉に似ていて脂のないさっぱりした
美味しい味とのことである。、これで名産品をつくり町の観光
振興を図り活性化に繋げたいと取り組んでいる。
またエミュー飼育のお蔭で付近の田畑を持つ農家ではイノシシ
の被害が減ったという報告もあり思わぬ福次効果も生んでいる。


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