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ハロウイーン 定着するか [社会]

10月の最終日はハロウイーンの日とあって、東京渋谷あたりでも
若者が思い思いの仮装をして賑やかに街を練り歩き気勢をあげて
いた。
ついにクリスマスに次ぐイベントになろうといわれる。
もともとハロウイーンは古代ケルト人が宗教的行事として収穫を
祝い、悪霊を追い払う儀式であった。欧米では古くからの行事で
あり、アメリカでは各家庭で飾り付けをし、カボチャをくりぬいて
お化け風のランタンをつくりロウソクを入れて雰囲気を出している。
子供たちはグループを組んで仮装して近所を回り、お菓子などを
ねだったりする習慣がある。あたかも日本のお祭りで子供たちが
獅子頭を被ってワッショイワッショイと囃しながら隣近所を練り
歩くのとよく似ている。
最近になって日本でも行われるハロウィーンは若者たちが仮装用の
お面とか衣装をつけて歩き威勢を上げたりして注目を集めているが、
商戦でも盛り上げており、お菓子、食品 、仮面、衣装代などで
経済効果も大きく1200億円のマーケットといわれている。
しかしこうした日本のハロウイーン現象が、欧米の行事であった
クリスマスのように移行して定着していくかである。
一時的な若者の仮装を中心としたお祭り騒ぎで終わるかのでは
ないかと思われる。
クリスマスはキリスト教を礎とした伝統と文化がある楽しい
イベントとして、トナカイ、サンタクロースあり、コーラスありで
幅広く、子供たちに楽しい、明るい夢を与えて続けている。
一方のハロウイーンは宗教的な裏付けがないまま、表面的な仮装
行例などでバカ騒ぎをしているだけで、行事として限定的な気が
する。
しかし人が集まり賑わうことは大変結構なことであり形だけの遊び
であってもマーケットしても貴重な行事ともいえよう。


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