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高齢者 ドライバー 急増の危険 [社会]

10月28日午後、宮崎市中心部で高齢者の運転による軽乗用車が
暴走し2人死亡、4人が重軽傷を負うという痛ましい事故が起きた。
運転手は前日まで認知症の治療を受けていということで、歩道と
車道を間違えたかなとの認識の人であった。
本人は危険運転致死傷の容疑で県警の調べを受けている。
高齢化が進めば進むほど認知症持ちのドライバーも増え、事故が
多発する可能性がある。
事故が起きれば本人だけで済まなく巻き添えをつくりいい傍迷惑
千万なことである。
したがってこれからの高齢化社会には少なくとも認知症持ちの人
による運転を皆無にする必要がある。問題は認知症の程度である。
誰でも齢をとれば物忘れがひどくなるのはあたりまえであり、
どこまでが許される軽度の認知症であり、そうでないかの区分が
必要である。
患者の症状も一定しているわけでなく、良くなったり悪くなった
りで安定しているわけでないが、どこかで線引きをして一定水準
以下の人は運転不可を徹底した対応が必要である。
認知症も徐々に進行し、普段の生活は変わりなく分かりにくい
ところがある。
だから余計に運転のための適性検査の頻度を、運転免許証の
更新時ばかりでなく一定年齢に達したら毎年ないし半年ごと
にも義務化する必要があろう。
また一定基準で線引きできないグレイゾーンの扱いをどう
するかである。齢をとると、とかく頑固になったり依怙地
なったりする。
自分は大丈夫だと信じている人の運転を控えさせる方法が
結構難しいようだ。とりわけ家族の協力が大事である。


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