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電力自由化、どこまで下がるか [経済]

4月からいよいよ電力が自由化されるという。
現在は地域独占で全国9社の大手電力会社が供給している。.
今後は多くの企業が参入して自由競争原理で少しでも安い
電力を提供しようと、新たに250社以上が参入するという。
もっともまだ登録だけの駆け込み参入もあり本格的に
新電力が既存の電力会社に対等に渡りり合えるえるようになる
のはまだ先のことだろう。
概して電力という商品は形がなく電線という特別な媒体で
しか供給できないし、仕入れることもできない全くの
特殊な商品といえる。
スーパーやコンビニで商品を選び値段を比較しながら買うと
いうわけにいかない。契約期間もある程度の半年とか1年とか
長期に及ぶ。
したがって個人や一般家庭では馴れてないので、結局の
ところ従来の電力会社にお願いすることになる。
自由化と言っても限定的にならざるを得ない気がする。
それでも市場への参入の規制を外し自由に参入できるよう
にしたことは大きな前進であるといえる。
もっとも新規参入の中でも大手商社やガス会社など
大手企業では、自社発電機を備え安く供給する体制を
とるところもでてくる。しかし大部分は現在の電力会社から
電力を安く調達して、新たなサービスをつけ転売する形で
供給するようである。
契約関係が切り替わったり、料金などに影響はでて
ややこしくなり、従来のように安定供給ということが
損なわれまいか、、その点が心配である。
自由競争原理によって安く安定供給するという当初の
目的がどこまで実現されるかが楽しみである。







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