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黒い新幹線(GENBI SHINKANSEN) [社会]

JR東日本では黒い新幹線を走らせるという。
新幹線は開通当初から白を基調としてブルーとかグリーン
などの明るい色のラインを配したスマートな流線型と相場が
決まっている。
その後彼方此方で新幹線は延伸し開通したが、明るいスッキリ
した色調が主体でスピード感もある。
ところが今度走らせる黒い新幹線は、全体が黒色を基調として
車体の側面に大胆な現代アートが描かれた列車で別名
「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」と呼称し
「走る美術館列車」ということである。
これは上越新幹線の一部区間、越後湯沢―新潟の約60分の
区間を4月29日から6月末まで土日祝日のみ運行する
不定期列車である。

外装のデザインは新潟県出身の写真家で映画監督の蛭川実花
さんが担当し、車内は「絵画」の松本尚さんと「立体」の荒神
明香さんといったアーチストが担当するという。
車両は秋田新幹線で使用していた6両編成を改造して走る美術館に
仕立て上げられたという。料金は特別にとらなくて通常の料金で
利用できるとのことである。
問題はどの程度利用されるかであるが、これを鑑賞しようとする
人はついでがあれば別だが、わざわざこの列車に乗り込まなくては
ならないから、時間と手間が掛り少し大変かなとも思う。
私もチャンスがあれば見たいが、関心と興味があっても利用でき
ない人は多いだろう。
今のところ不定期で区間や時期が限定だが、いずれJRは様子を
見て区間や時期を変えたりする可能性は出てこよう。
新幹線を利用した移動美術館の誕生はユニークな企画で快挙と
いえる。







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