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犬派か猫派か 減り続ける犬の飼育 [社会]

わが国の飼い犬が減り、飼い猫が増えていずれ逆転すると
いわれる。
ペットフード協会の年次推計によると2014年10月時点で、
飼い犬は1035万匹対し飼い猫は996万匹、ここ3年で
それぞれ13%減、3%増ということである。
逆転は時間の問題で来年にもありそうである。
わが家ではずうっと猫も犬も飼い続けていたが、3年前に中型犬が
死んでからは、猫だけである。この時点で犬は飼うことは止めた。
何故なら当方心臓病を患ってから犬の大好きな散歩に付きあえ
ないからである。
犬の寿命は12-20年であるが、最後まで責任を持って飼う覚悟が
必要といわれる。
しかし今は便利な時代になったもので、「愛犬のお散歩屋さん」
という便利な代行屋さんがあり、犬の散歩や猫の食事、糞の処理
などをしてくれる。
またNPO法人「高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワーク」
では飼い主宅を訪問してペットの爪切りや散歩など日常の世話
などもする。
確かにペットは「かわいい」とか「癒し」のため飼うのであるが、
猫の方が手間が掛らないとか、エサ代や治療費など費用がかから
ないと金銭面からというのは安易すぎるとの批判がある。
もっとも猫も部屋で飼っていると、おしっこや糞がくさいとか、
柱に爪磨きするとか結構いたずらをするので、こうしたことに
寛容なければならない。
猫は清潔好きで、わざわざの散歩は必要なく、共働きが増え、
住宅の狭い事情などがあって、増えていっている事情もある。
また犬の方が医療費が高いこともあって、ここ10年くらいで
育数は1000万匹から半分の500万匹くらいになるとの
予想もあり淋しい限りである。
しかし海外の研究では「ペットを飼っている」高齢者の方が
健康寿命が比較的長いという報告がでており、ペットは犬に
しろ猫にしろ人間社会の大事な仲間として貢献しており、
見直していく必要があろう。


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