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新築に関する意識調査 [経済]

11月28日内閣府の「住生活に関する世論調査」が発表された。
今年10月に20歳以上の3千人を対象に調査が行なわれ1736人
(回収率57.9%)から回答を得たものである。
その結果を要約すれば「新築マイホーム人気にかげり? 買うなら
中古が3倍に増えた」ということになる。
しかし子細にみると新築住宅を所有したいという希望者は73%で
10年前の調査と比べ確かに9.2ポイント減少しているものの、
まだ7割以上であり依然として多いといえるのではないか。
かつてのように右肩上がりの経済でなく、年収も微増の時代に
なって、負担が増えることを避けたいという気持ちは理解できよう。
新築の家は間取りやデザインが自由に選べて、一新した気分になり
爽快である。
最近関心が高まっている地震やエコに関しても耐震性や断熱性に
ついても対応ができる。
一方、家を買うにしても中古で良いという人が9.9%あり、
10年前と比べ6.1ポイント上がり、3倍近く増えた。
これは誰でも新築を望むところであるが、あえて中古でも良いと
する理由は手頃の値段でいうことであろう。
しかも30代は子供の教育や親の介護の問題もあり、高額の住宅
ローンを抱えることは大変であるという思いがある。
中古を買うにしてもリフォームを考えている人は75%もおり、
間取りや広さ日当たり、採光など自分の好みを入れ新築並みに家に
にしたいとしている。
ただ中古住宅を購入するにしても流通市場がまだ整備されていず、
これからの課題といえる。


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